お子さんのアトピー悪化の引金になってしまう蚊対策【クラブスマイル】

アトピーっ子の夏場におこるトラブルの一つに蚊に刺される事があります。
蚊に刺されることで、患部を掻くという行為が刺激となり、アトピー症状の悪化という結果を招くことも予測されます。
それでは、どのようにすれば、蚊の対策を行えば良いのでしょうか？
一般的には、市販されている蚊取線香や殺虫剤、虫除けスプレーなどで、退治すれば良いことですが、アレルギー体質のアトピーっ子がおられるご家庭は好ましい対策とは言えませんよね。殺虫成分はアトピーへの悪影響も十分に予測されますし。目、鼻、喉に刺激を与え、アレルギー症状を誘発する心配も無いとは言えません。花粉症の方などは、市販の蚊取線香で目に花粉症と同じ症状が現われる等も耳にする機会があります。
それでは、どのように対応することで、蚊の対策が出来るのでしょうか？

■外出時の蚊対策■

外出時の蚊対策としては、蚊を寄せ付けない工夫が必要になります。有効な手段としては防虫スプレーの使用になるかと思われますが、市販の製品は先程も申しておりましたが、不適切になります。
それでは、どのような製品が理想かと言えば、天然ハーブの虫除けスプレーが良いかと思われます。ただ、販売目的としてハーブを使用しているものではなく、ハーブのみの効果で防虫が期待できる商品が良いです。ただ、ハーブだから、天然だから大丈夫と言うものではなく、当然、アトピーっ子によっては合わない場合もありますので、手放して安心と言えることでは有りません。
そう考えると、一番のお奨めはホームセンターなどにでも販売されているのですが、携帯の虫除け機が良いと思います。価格もそれほど高く有りませんし、キーホルダーなどになっておりますので、外出時にぶら下げておけば、結構効果を発揮してくれます。

■家周りの蚊対策■

家の周りの対策としては、玄関などに蚊取り草などを置かれてみるのも良いかと思います。蚊取り草は蚊を捕らえるような食虫植物ではなく、蚊を忌避する効果が期待できる植物です。効果はと聞かれれば、お墨付きまでは行きませんが、やはり、蚊を寄せ付けない働きが期待できますので、アトピーっ子に安心な対策としてはお奨めです。小さなポット苗で２５０円位～で販売されています。
後は殺虫機などを配置することも良いかと思います。殺虫機とは青白い蛍光灯の光放つ蛍光灯のような機器で蚊が光に近寄ってくれば、電流が流れていてパッチと蚊を撃退する機器のことです。コンビニエンスストワーなどの外壁にもよく設置されているもので、家庭用としては2,000円程度で販売されています。殺虫効果は夜間の使用のみになります。機種によって性能に開きが有るように感じられます。
その他に人の出入りする玄関先などに防虫線香などを設置する方法も良いかと思われます。
後は対策として、庭をお持ちのご家庭では草木を生茂らせて蚊の住処を作らないことも必要かと思います。

■室内の蚊対策■

家庭内での対策ですが、やはり一般普及品の殺虫剤の使用は好ましくありません。アトピーっ子の蚊対策としては、天然の防虫線香を使用する方法もあります。ただ、天然成分の防虫線香には殺虫能力は無く蚊を遠ざける働きになります。
また、昔ながらの蚊帳の使用などが理想的です。皆さんは蚊帳をご存知ですか？カヤです。良く昔のドラマなどで、寝室などに使用されている四角形のネット状のもので蚊の侵入を防いでくれます。夏場は家中の蚊を全て駆除することが難しい為、部屋の扉などを空けておくと蚊が寝室に侵入してくることも少なくありませんが、蚊帳を使用すれば、寝室をオープンにしていても、蚊に刺される心配がありません。寝る前に蚊が蚊帳内に忍び込んでいないか確かめられて寝れば、就寝中に蚊に刺される心配は全くありません。ただ、かなり需要が少なくなり高価な製品となっておりますが、アトピーっ子には理想的な蚊対策だと言えます。蚊帳の使用目的は蚊対策ですが目的ですが、使用してみると、何か懐かしいような、落ち着くような感覚があり、アトピーっ子にとってもリラックス効果が有るように感じられます。

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