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夏場のアトピー対策についてのご報告です。
夏と共に急激にアトピーが悪化するアトピーっ子は居られませんか?やはり、一番アトピーが悪化するのは空気が乾燥する冬が多いです。それはアトピー肌の特徴である乾燥肌がより、乾燥する状態にあるからです。「じゃどうして、冬でもうちの子供の肌はジュクジュクしているの?」と思われるママも居られるのではないでしょうか?それは、アトピーがさらに進行している状態と考えられます。アトピーは強烈なかゆみ、かゆければ掻いてしまいます。掻けば、肌は傷つきます。傷つけば、傷に細菌などのバイ菌が繁殖します。細菌が繁殖することで更にかゆみが誘発されます。その状態の肌がジュクジュクの状態なのです。
「じゃ、掻かなければアトピーは治る?」、一概には言えませんが、掻かないことにより、かなり肌の状態は良くなるケースはあります。しかし、アトピーっ子に掻かせることを完全に抑制することは不可能ですし、逆に大きなストレスをアトピーっ子に与えてしまう結果にもなります。ストレスもアトピーの悪化の要因と言われていますので、注意が必要です。実際に就職や受験をきっかけにアトピーが悪化するケースが多く見られるのもストレスが関与していると考えれるのでは、ないでしょうか?
話しは戻しますが冬の次に悪化がみられる季節は夏です。季節の悪化に対しては、悪化の原因を探し出せる可能性があります。夏に特別、アトピーっ子のアトピーが悪化する原因と考えられる一番の原因は汗による悪化です。正確に言えば汗ではなく、汗が関係しておこる原因です。背中やお腹の湿疹が急激に悪化してきた場合は、衣類の残留洗剤による疑いがあります。衣類には確実に洗剤が残ります。その衣類の残留洗剤が汗により溶け出し、皮膚に悪影響を与えるというものです。
市販の一般用に限らず、ベビー用として売られているシャンプーも良く似た成分が含まれています。シャンプーを使用すると頭皮の状態が悪化するアトピーっ子は特に注されたほうが良いと思います。対処法としては、洗剤から洗濯セッケンに変更されると症状は軽減するケースもあります。後はすすぎの回数をもう1回増やすことです。赤ちゃんアトピーっ子の場合は衣類も小さいので、浴用の無添加などのセッケンでもかまいませんので、手洗いする方法もあります。セッケンといえども、すすぎは十分にする必要があるので、必ずすすぎは洗濯機で十分してあげる必要があります。スマイルでご紹介しているピュアコートは衣類を抗菌し、残留洗剤を通常すすぎより4倍少なくする働きがあります。成分は天然のヒノキチオールですので安心です。必要に応じてお使い頂ければと思います。
その他に汗をかくと、時間が経過すると雑菌が繁殖してしまいます。当然そのなかにはアトピーを急激に悪化させる雑菌も発生します。この菌が症状を急激に悪化させるそうです。この毒素は、リンパ球などの免疫細胞を強く刺激する性質を持っていて、刺激された免疫細胞は、さらに皮膚に炎症を起こす細胞を大量に呼び集めるそうです。そのためこの毒素が侵入すると、他の異物が侵入するのと比べ物にならないぐらい、急激に炎症が進むようです。
その他に汗により皮膚が汗でふやけてしまい、異物の侵入しやすい状態にしてしまい症状を悪化させると考えられます。
このように汗をかくことにより、おこる被害があります。対策としては一日に何回でもシャワーで汗を洗い流すことが大切です。シャワーが無理なら肌着だけでも、こまめに着せ替えてあげましょう。その他に手段とては、強酸性水やヒノキチオールなどで雑菌の繁殖を抑制させる対処法もあります。
本当に汗が原因なのかを調べる手段としては、2〜3日の間アトピーっ子に汗と無縁の環境で過ごさせる方法があります。クーラー使用し汗のかかない室内で過ごさせて、症状が緩和してくるようでしたら、汗が悪化の原因である影響は大きいと考えられると思います。汗をかくことはとても大切なことです。小さい時に発汗作用の活動は決まってしまいますので、くれぐれも、アトピー悪化の原因を探す役目としてお考えくださいね!
その他に考えられるものとしては、日焼けが原因による被害です。日焼けはアトピーっ子の肌に大きな刺激とダメージを与えています。もっとも、紫外線による症状の悪化も考えられますが、紫外線は夏に最も強いわけではありません。春が最も強い季節です。以前、新聞に取上げられていましたが、“小麦色の肌”が元気な子供のトレードマークのように言われているが、子供が肌を焼くことは“百害有って、一利なし”で、子供の日焼けの危険性を警告する内容のものでした。その他の影響としては梅雨時期に入り、今まで以上にじゅうたんや寝具・たたみなどのダニの繁殖が盛んになることで症状が悪化することも考えられます。プールの塩素による悪化もあります。この他にも、間接的なこととして冷たいものを食べることが多くなりますし、暑さで食べ物のいたみも早く、胃腸の機能が低下してアトピーが悪化することも考えられます。6月頃から夏は水道水の状態も最悪になる季節です。臭いもきつくなりますし、田植えの始まりと共に水道水の農薬濃度もあがる季節と言われています。このように季節特有のアトピーに影響を与えることがあります。悪化の原因が分かれば、解決策や対処方法も考えられると思います。夏場になると決まって、アトピーっ子の症状が悪化されているママは参考にして頂ければ幸いです。
 

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